こんにちは、ママです。
今日は「地球を旅する水のはなし」です。
空からポツンと雨が降ってきました。「この水は、どこへいくんだろう」。
そんな問いかけから絵本は始まります。
水は町や木々をぬらし、地面をうるおし、川にながれこみ、海へとそそぎます。
日差しをあびてあたたまった水は、水蒸気となって空にのぼり、雲になります。
そして、ふたたび雨や雪になって、地上へとふりそそぐのです。
水は液体、気体、固体に姿を変えて、地球上のあらゆる場所を旅しています。
そして、いろいろなものを運びます。栄養分や酸素をとかしこんで運ぶこともあれば、
巨大な流れとなって、魚や船を運ぶこともあります。
太古から今まで、同じ分量の、同じ水が、あらゆる場所をめぐり、
生きとし生けるものをうるおしてきました。そしてこれからもずっと、水の旅は続くのです。
地球規模の水の循環を、詩情ゆたかな文章と繊細なイラストレーションでつづる科学絵本。
水文学を専門とする著者による巻末解説も読みごたえがあります。
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このお話のポイントは、
水が循環していることと、地球にある水の量が一定であること、
だと思います。
水の循環は、海と雲と雨と、それだけではなくて、
空から降った雨が土に染み込み、植物が根から吸い上げ、
その植物を動物や私たち人間が食べる。
体の中をぐるっと循環して、排出されて、それがまた土や川へと帰って、また空へ。
流れていった水は、なくなったのではなくて、
わたしたちの目からただ見えなくなっただけ。
だって、地球にある水の量は一定だから。
この本を一緒に読みながら小2長男と年中次男と、
「今日降ってる雨は、昨日いっぱい遊んで汗かいた水が戻ってきてるのかもね〜」とか、
「この間食べた苺の中の水かもしれないよ〜」
「もっと古くて去年川遊びした時の水かもしれないし、地球をぐるっと回ってきたやつかもね!」
なんて話が盛り上がりました!
水の旅を想像してたら、皆んななんだかワクワク。
雨も楽しくなりました!
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