こんにちは、ママです。
今日は、「王さまライオンのケーキ」です。
FullSizeRender
王さまの食事会のおいしそうなケーキ。
みんなで食べるにはどう分ければいいの?
自分のぶん、ってどれくらい?

アリが、王さまライオンの食事会に招かれました。
王さまに失礼があってはいけない…
アリは、どきどきしながら向かいました。

ほかに招かれた8匹の動物たちのお行儀は、それはひどいものでした。
食事が終わると、王さまライオンはデザートのケーキを出して、言いました。
「自分のぶんをとって、まわしなさい」

ゾウは、ケーキを半分に切って、残りの半分をとなりのカバに。
ほかの動物たちも同じようにしたので、最後のアリには小さなかけらだけ。
となりの王さまにまわせません。
そこでアリは…?

はんぶんのはんぶん ばいのばい
算数が楽しくなる絵本です! 
-------------- 

性格悪く品のない動物たちと、まさに王様という重厚な風格のライオン。
この分け方は、知識と想像力、思いやりが欠如した様子に嫌な気持ちになりました。
倍の倍の・・・と他より多くケーキを作るぞと、
ただ数を稼ぐためにケーキを作っている様子もすごく嫌な気持ちになりました。
でも、こうやってアリの嫌な気持ちを疑似体験することって意味があると思います。
思いやりとか、謙虚さとか、そんなものを感じて心に残る気がします。

ちなみに、この気持ちは最後の最後に謙虚なありと品のある王様ライオンの二人のやりとりが
吹き消してくれるのでご安心ください⭐︎

そして、この本の最も重要なポイントは、やはり半分の半分の半分の・・・と減っていく様子が、
「量」として目に見えるのがオススメポイント!
例えば、算数のドリルか何かで、100→50→25→12...のように数字で見るのとは大違い。
特に幼い時には数式や数字ではなくて、その「量」で感覚をつかむのが大切だと思います。
数字で覚えてもただ字面を覚えただけで、
算数・数学をそれ以上に広げて使うことができないと思います。
倍の倍・・・の方も同じですね。

算数は身近な生活の中に溢れています。
楽しく算数に触れ合える絵本です。
ぜひお試しください。
 






読み聞かせランキング

絵本ランキング

にほんブログ村 本ブログ 絵本・児童書へ
にほんブログ村
にほんブログ村 子育てブログ 子供への読み聞かせへ
にほんブログ村
にほんブログ村 子育てブログ 共働き育児へ
にほんブログ村